黙っていても判る
話さなくても判る
そう 思っていた
見えない心を
見えない望みを
今 明らかにして
本当の自分を 掴むために
〜雨音多一のポエムのブログ〜
黙っていても判る
話さなくても判る
そう 思っていた
見えない心を
見えない望みを
今 明らかにして
本当の自分を 掴むために
人は 神さまのように
「完全になりたい」
「全き存在になりたい」と願う
完成されている と云うことは
安定した心であること
君の御心のように
草の原に寝転んで
大空を見上げる
草枕が青く匂い
虫の音が さんざめく
時は過ぐ
急いでいる人が
見落とした
風車が回る
ゆっくりと時が過ぎてゆく
風車のように
みなさん、こんにちは。雨音多一です。
今日は、この度発売になりました、詩集のお知らせです。
2019年後半から2020年前半までのポエムを
一冊の本にまとめました。
タイトルは「詩集 しあわせ を めざすなら」です。
99篇のポエムが収められています。
アマゾンさんより買うことが出来ます。
気になった方は、是非チェックしてみてください。
アマゾンさんで「雨音多一」と検索してみてくださいませ。
「気づく」こととは、何でしょうか。
それは、発見であり革命であります。
人は皆、詩人ではないのでしょうか。
自分の人生を切り拓く、ひとりの詩人。
それは路傍の花に美を見出し、大空の雲に季節の訪れを感じるのです。
その根底にあるのが「詩人のこころ」なのです。
(本文「はしがき」より抜粋)
全99篇からなる詩集。
詩人、雨音多一の2019年後半から2020年前半までの作品を選出。
みずみずしい感性の言葉の数々を、あなたに。
(作品中より抜粋)
「私」
まじらない勇気
大勢の中にいても
私は私でいたい
言い出す勇気
静寂の中にあっても
私は私でいたい
どんな私が
私らしいのか
それを決める毎日
「口実」
夢見がちな日々には
伝えることがなくても
君に会いたくなる
「ウソをついてもいい?」
会う口実をつくるのに
ウソをついても許されるのだろうか
それで君が微笑むなら
知っていることは
確定事項ではない
事実とは
確定事項ではない
事実を決めるのは
人が生きた証である
それが歴史なのだ
君が いま 隠した想い
どこまでも
真っすぐで 清らかな
想い
忘れないで
想いには
波紋のような
波動があることを
君の想いが
君のまわりに 影響を及ぼすのだ
月は中天にある
明けてきた夜の残滓に
輝く 三日月の光
はるか遠くの月は
僕たちの夢のよう
もう一度空を仰ぎ
その存在を確かめる
今 ひらいた扉
眠りよりも 目覚めに似て
旅人のように
突然訪れる人の
投げかける言葉に似て
解放された想いは
自由に大空をかける
あの鳥たちのように
草原を駆ける君
どこまで行くのか
遠き旅の果て
目的地を見つけるまで
旅は終わらない
もし目的地を見つけたなら
そこへ向かうだけだ
旅の終着点へと
ビートを刻む
命の鼓動
心臓がそうであるように
太陽もまた
同じ周期を繰り返す
夜を経て 朝を迎え
太陽が昇り 月が沈む
いま 永遠はここにある