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ベンチスタートでも
活躍のチャンスを狙う

二軍にいても
スタメンを目指して努力する

あすなろの木は
ヒノキにはなれないが
大木となることができる

太陽が昇る
大海原の果てに

月が昇る
春の宵の山際に

星が満ちる
夜の更けし暗闇に

三精が空をゆく
光と影をまといて

日々　仕事を重ねること
飽くことなく
創り続けること

単純な反復ではなく
創意を重ねること

生きる理由を求めて
ただひたすらに
創り続けること

風の行方や　水の流れ

一致するのは　むかう方向

志を同じくする者たちが

集い　誓いを立てる

人生の旅は

向かう方向が全てである

言葉を重ね

誓いを繰り返して

僕たちは生きてゆく

ウソや偽りの無い

想いだけが空に残る

遍く光彩のなかで

語らいの場で

交換するのは意志

立ち現れてくる姿を

言葉によって

静かに描写する

そして　それを　書き留めるのだ

今　ひらいた扉

眠りよりも　目覚めに似て

旅人のように

突然訪れる人の

投げかける言葉に似て

解放された想いは

自由に大空をかける

あの鳥たちのように