人は 神さまのように
「完全になりたい」
「全き存在になりたい」と願う
完成されている と云うことは
安定した心であること
君の御心のように
〜雨音多一のポエムのブログ〜
人は 神さまのように
「完全になりたい」
「全き存在になりたい」と願う
完成されている と云うことは
安定した心であること
君の御心のように
知っていることは
確定事項ではない
事実とは
確定事項ではない
事実を決めるのは
人が生きた証である
それが歴史なのだ
草原を駆ける君
どこまで行くのか
遠き旅の果て
目的地を見つけるまで
旅は終わらない
もし目的地を見つけたなら
そこへ向かうだけだ
旅の終着点へと
妙なる調べ
異国の響き
耳を傾けるのは
心をゆらす音色
旅人の心は
変化に飢えている
深い闇のなかから
深い海溝のなかから
やってくる影
やさしさと憂いを内に秘めて
哀しみと別れ
暗い影を連れて
野へと出た君
今 太陽を浴びて
心を解き放て
ようやく来た遅日
冬の寒さを越えて来た日
愛のような日ざしに
神さまを感じ
ぬくい陽だまりに
仏さまを想う
夏までのひととき
やさしく僕を包む
旅人の行き交う道
袖ふれる縁はあれども
言葉交わすゆとりもない
スクランブル交差点は
忙しすぎる人で溢れ
他人とぶつかっても
縁は生まれそうもない
縁が生まれるのは
距離ではなく
心の余裕であるのだ
愉しい時間を
ともに過ごす
あてどない夢や理想を
追い求めるのではなく
ただそこに居る
一緒にそこに居ること
家族のような友として
君がいてくれるなら