ウソを言ってしまったら
マコトで清めなければならない
過ちをおかしてしまったら
真心で償われなければならない
人の定めとして
〜雨音多一のポエムのブログ〜
ウソを言ってしまったら
マコトで清めなければならない
過ちをおかしてしまったら
真心で償われなければならない
人の定めとして
知っていると 信じていた
この世の理を
判っていると 信じていた
人の心の内側を
「わかりあえる」なら
「結ばれる」なら
今日より 昨日より
明日を願うから
近い未来より
遠い未来を
なぜ人は 望むのだろうか
近い恋人より
遠い恋人を
なぜ人は 愛するのだろうか
現実をつくるのは
未来ではなく
現在だというのに
上を向いてゆく
昇り道だから
足元に気を付けて
上を向いてゆく
語らいの場で
交換するのは意志
立ち現れてくる姿を
言葉によって
静かに描写する
そして それを 書き留めるのだ
大きな問題は
誰の目にもつく
小さな問題には
気づかない者が多い
大問ではなく 小問に向かうこと
ほつれた いとや
欠けた器
間違いのはじまりは
それを見過ごすことにある
眠るような心を
いつも隠しては
目醒めていたい 昼の間は
解ることとは
意識があること
私はここに居る
黙っていても判る
話さなくても判る
そう 思っていた
見えない心を
見えない望みを
今 明らかにして
本当の自分を 掴むために
人は 神さまのように
「完全になりたい」
「全き存在になりたい」と願う
完成されている と云うことは
安定した心であること
君の御心のように
草の原に寝転んで
大空を見上げる
草枕が青く匂い
虫の音が さんざめく
時は過ぐ
急いでいる人が
見落とした
風車が回る
ゆっくりと時が過ぎてゆく
風車のように